フィルムに特殊な加工を施すことで、部分的にナノ多孔質化。気体透過機能や視野角制御機能を持った「モノトランフィルム」は、ナックの技術の基盤となるものです。
断面の電子顕微鏡写真
表面の様子
フィルムの素材や性状によって、ナノ多孔質の分布や大きさも変化します。
モノトランフィルムの多孔質部分は、その絶妙な大きさで気体は透過しても液体や固形物は透過しません。その性質を利用して、マイクロB.nano発生装置Foamestは作られています。
透明なフィルムに多孔質化処理を行うと、正面からと斜めからで見え方の異なる、視野角制御機能を持ったモノトランフィルムになります。